治療中断のリスク

こんにちは(╹◡╹)

新発田市山崎歯科医院、泉です。

寒さの中にも春のきざしが感じられるころとなりました。

春が待ち遠しい時期になりましたね🌸

さて、今回は歯科治療を中断するとどういうリスクが起こるのかについてお話しようとおもいます。

歯科治療は症状や治療内容にもよりますが

どうしても通院回数がかかってしまい、治療が終わっていないにも関わらず「痛みがなくなったから」「通院する時間がない」などの理由で中断されてしまいがちです(T ^ T)

自己判断で治療を中断されますと、かえって治療が長引くこともあります。

例えば。。。

【根管治療(歯の神経を除去する治療)の中断】

途中で中断すると、痛みや腫れが出る恐れがあり、その部分が感染し、最終的には歯を失う結果となる場合もあります。

【仮歯のままの中断】

仮歯は治療完了までの間に一時的に使用するもので、長期間耐えられるようにはできていません。レジンというプラスチックの材料で作られているため、固いものを食べると簡単に壊れてしまいます。

また、次回の治療まで簡単に外れやすい仮着用セメントを使用していますので、長期そのままだと細菌が侵入しやすく匂いも付きやすいため仮歯のままだとむし歯が再発・痛みが出る場合もあります。

【型取りを終えた後の中断】

あまり長く放置すると、再び型取りをして
つめものやかぶせものを新しく作り直さなくてはならない場合もあるため、無駄に治療期間が延びてしまうことになります。

自身の歯をしっかり残していくためには、以下のことが大切です

★治療を中断せずに最後まで根気よく通っていただくこと

★その後のメンテナンスを受けること

★ご自身の日頃の口腔内ケアをしっかり行うこと

予約をキャンセルしてしまってそのままになっている方もいらっしゃいます(>_<)

歯医者の予約を連絡なしでキャンセルしてしまった場合など、患者様にとって、来院しにくいことがあるようです。もちろんご連絡をいただけると助かりますが、歯医者としては、治療の中断がより心配です。まずは、再予約を早めにお取りいただくことをお勧めします。^_^